書籍『SOFIA COPPOLA ARCHIVE』

『Archive』は、Sofia Coppolaのユニークで影響力のある映画キャリアのすべてを網羅した初の著書です。Coppolaのパーソナルな写真コレクションや、初期の実験的作品、参考文献のコラージュ、影響を受けた作品、注釈付き脚本、未発表の舞台裏資料などのエフェメラなマテリアルをもとに構成された本書は、これまでの8作品について詳細に解説しています。『ヴァージン・スーサイズ』（1999年）から、『ロスト・イン・トランスレーション』（2003年）、『マリー・アントワネット』（2006年）を経て、『The Beguiled』（2017年）、そしてPriscilla Presleyのグレイスランドでの幼少期を描く近日公開の長編映画『プリシラ』（2023年秋）までの軌跡をたどるこの贅沢な一冊は、21世紀を代表する紛れもない映画作品のひとつを振り返ります。
Coppolaが自ら編集し、注釈を加えたアートブック『Archive』は、彼女の手法、参考文献、協力者たちとの親密な出会いや、彼女の作業プロセスへのかつてない洞察を紹介しています。Coppolaのアーカイヴから集められた極めてパーソナルなイメージとテキストには、著名な映画ジャーナリスト、Lynn Hirschbergの広範なインタビューが添えられています。